弘前大学基金の実績(令和元年度)
〇 基金による主な実施事業
学術講演会の開催
学術的に著名な識者を本学に招き、学術講演会を開催しました。これにより学内教職員の研鑽意識を高めるとともに、学生及び一般市民にレベルの高い学習機会を提供することができました。
日本文学研究者・国文学研究資料館長・東京大学名誉教授
ロバート キャンベル 氏
『翻訳で初めて見えてくる「日本」』 R1.9.20
【感謝の声】
経済的困窮者に対する寄宿料支援
学寮に在寮する経済的困窮学生延べ34名(前年度比1.7倍)に対し、寮費の一部を支援し生活費の負担を軽減することで、修学環境提供の一助となりました。
【感謝の声】
留学派遣学生への奨学支援
交換留学生として協定校に派遣した学生9名に対し、留学費用を助成しました。渡航前に助成することで学生の負担をより軽減することができました。
【感謝の声】
トヨペット未来の青森県応援事業
弘前大学基金「トヨペット未来の青森県応援事業(奨学金)」を実施しました。青森県出身で青森県内に就職を希望し、成績優秀かつ経済的な支援を要する4名の学生に対し、給付型の奨学金を給付しました。
岩手県野田村支援・交流活動
現地の行政・福祉機関・教育機関・村民、さらには弘前市及び弘前市民と連携し、地域課題解決や地域活性化に取り組むボランティアを支援しました。本事業に参加した本学学生は、高齢化・人口減少という青森県と同様の地域課題と向き合うとともに、大災害に見舞われた野田村の現状を体感することができました。
【具体的活動事例】
・被災に伴い住居移転した方々の新たなコミュニティ形成促進支援事業を行いました。
・小学生を対象として、フィールドワーク等を通じて地元の魅力を再発見する宿泊学修を実施しま
した。
【感謝の声】
Book Hunting
古本募金で集まった寄附金を用い、学生が自ら書店に出向き図書館に置いてほしい本を選ぶ「Book Hunting」を実施し、93冊の新たな本が図書館に蔵書されました。
その他
・大学院修了生による在学生への進路ガイダンス【感謝の声】
・若手研究者の分野を超えた交流の促進による学内研究基盤の活性化支援【感謝の声】
・外国人留学生への住居支援
・外国人留学生の教材購入費支援【感謝の声】
〇 受入実績
古本募金
書籍(CD・DVD等を含む)をお送りいただき、その売却代金をご寄附いただくことにより「弘前大学基金」として役立てる取組みです。
遺贈
現在ご所有の資産の一部を、将来、弘前大学に遺贈(遺言による寄附)できる体制を整備しております。大学にご寄附いただいた財産について相続税はかかりません。